「間違いだらけの糖質制限ブームは危険!米など炭水化物抜きは体に害」だそうですよ。(20160620追記加筆)

糖質制限ってブームなんですね

「ダイエット法としての糖質制限」がブームなんですよね。
へえぇそうなんだ、っていうのが私の感想。



ブームだと商売になる。
「風」が吹いているんでしょうね。
たしかに糖質制限の書籍が溢れています。
「ケトン質ダイエット」とかの糖質制限バージョン違いまで出現してきました。


まさに爛熟期に突入したようです、糖質制限ダイエット。


ブームとなって商売が成立するようになると
「アンチ」も出てまいります。


なぜか。
本家本元が巨大になると、多くの人々にそれが周知される。
多くの人々が目にするようになると、
当然のことながらそれに疑問を持つ人や批判的な人々も出てくる。
「アンチ」も、それで商売になるわけである。

つまり「アンチ」で商売可能になるということは
本家本元が社会に対して相当影響力が出てきた証拠。
糖質制限、いよいよ本格的になってきたのでしょう。



で、今日は糖質制限の「アンチ」記事を見つけました。
夏目先生のブログに題名とURLが紹介されておりました。


記事の題名は
「間違いだらけの糖質制限ブームは危険!米など炭水化物抜きは体に害」

刺激的な題名ですよね。
炭水化物抜きは身体に「毒」なんですって。

わたし、題名を見て「ふううん」を思ったわけですが、
読んじゃいました。
読んじゃうからアンチが成立するんだよなあ (^^ゞ


さてこの記事の主な論点は
「「炭水化物を取りすぎるとインスリン分泌が増えて肥満になる」という考え方が広まっています。これは一見正しいようですが、実は逆」ということと
「焼酎ならいくら飲んでも体に良い?」ということの二つの内容。

ホント、読まなきゃ良かったんだけど、
両方共に
なんだかなあという内容でした。



まず最初の
「「炭水化物を取りすぎるとインスリン分泌が増えて肥満になる」という考え方が広まっています。これは一見正しいようですが、実は逆」という部分。

これを一見しただけで「?」がたくさんわいてくるのですが、
この主張の土台となっているのが
「炭水化物を制限すると「糖新生」を行う。
 その際に副産物として遊離脂肪酸が作られるが、
 その遊離脂肪酸がインスリン感受性を下げるため、結果的にインスリンの分泌を増やす」
という超不思議なもの。



オイオイ (^0^;)




こういうのを噴飯物というのではないでしょうか。



糖新生の際に生じる遊離脂肪酸はインスリンに影響するの?

糖新生の際に作られる遊離脂肪酸は
エネルギー減として利用するために「脂肪を分解」した際に生じ、
しかもその「脂肪酸を利用」して、あらなるエネルギー源となる
「ケトン体が生成される」のではなかったかなあ。
つまりケトン体の原料となるんじゃないの。



インスリン抵抗性につながる「遊離脂肪酸」は
体内の過剰に蓄積されてた中性脂肪から血中に漏れ出したもの。
そして脂肪肝の原因ともなるもの。
つまり「肥満の結果」生じるもの。

とあるサイトには
「内臓脂肪が多すぎると、そこから遊離脂肪酸(体内の脂肪の一種)が放出されて、血液中の脂肪分が高くなる脂質異常症が起きたり、インスリンに対するからだの反応が低下する「インスリン抵抗性」が起きます。また、内臓脂肪の蓄積は、それ自体が細胞レベルの活動に異常をもたらし、動脈硬化を引き起こすことも、最近の研究でわかってきました」なんて紹介されてました。
「糖尿病ネットワーク」より引用)

つまり、この「遊離脂肪酸」は
内臓脂肪なんかがンパンである方が糖尿病に陥る要因のいひとつなのだけれど、
この記事を書かれた「ドクター」その「遊離脂肪酸」と混同していらっしゃるのでは?
あるいは「わざと混同させて」目くらましをしていらっしゃるのかな?

ここまで書いて、今、気づきましたが
そもそも「インスリン感受性」ってなんやねん。
一般的な用語の「インスリン抵抗性」って書けばいいのに。
いろいろ誤解するだろ!・・・ってそれが狙いか?この記事は。


この内容
「炭水化物は毒ではないのです。炭水化物の食べ過ぎが体に良くない、ひいては肥満の原因になるのですね。何事も適量が大切なのです。」と無難なことを書いて締めくくられております。
無難ではありますが、しかし炭水化物の食べ過ぎが「なぜ肥満の原因」になるのですかね?
「カロリーオーバー」だからですかね?
わけわかりませんね。謎。




この記事、想像するに
「糖質制限がブームですから、
ここは一つ、アンチの立場か記事を書いていただけませんか」
なんて依頼されて、にわか仕立てで書いたんじゃないですかね。



次の内容。
見出しは「焼酎ならいくら飲んでも体に良い?」
これはもう、見出しからしてどうしようもない内容。
いくら飲んでも良いわけないじゃん。
どう考えたってさ。アホか。



内容を一部引用します。
「お酒に関していえば、日本酒やワインに含まれる糖質は、重症の糖尿病の人以外には問題になるような量ではありません。~略~ 焼酎ならいくら飲んでも体に良いから、どんどん飲んじゃえ」と日本酒を飲んでいた時よりアルコールの量が増えてしまうこと」が問題なのだそうです。


酒を飲み過ぎると健康に害がある。


あ・た・り・ま・え


このどこが「糖質制限」の結果なんだ?



また記事中には
「同じアルコールの量なら日本酒を焼酎に変えるのも悪くはありません」
なんて記述もあります。




あ・た・り・ま・え



もう、なんだかなあという記事。
こんな記事書かなきゃいいのに。
名を落としますよ。


しかしこんなしょうもない記事が出てくるということは
糖質制限が相当広がっているという証拠なんですよねえ。


さて私がかみついた今日の記事のURLです。
http://biz-journal.jp/2016/06/post_15516.html
原文をご覧になりたい方は是非是非。


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追記


「糖新生の結果、遊離脂肪酸がつくられ、
それがインスリン抵抗性の原因となる」という
嘘八百の論拠に対して、こんなHPを見つけました。
江部先生の2011年5月28日のブログです。
同じ年の5月10日の先生のブログには
私が批判している記事中に示されている(私は引用しておりませんが)
「広島大学の継続医学調査」が
とてもむちゃくちゃな我田引水的引用であることが
よくわかる記載がございます。
ぜひご覧ください。

しっかし、ホントにでたらめな記事だなあ。
自分の名前をおとしめることに気づかないのかな、筆者は。

さて、遊離脂肪酸についてのみ
以下に引用いたしますが、
ぜひ原文をご覧ください。

「糖質を制限すると、脂肪は常に分解されていて、肝臓では常に糖新生(新たにブドウ糖をつくること)をしています。

つまり、ビーフステーキを食べている最中にも、脂肪が分解されてますし、糖新生も行われています。

中性脂肪が分解すると脂肪酸とグリセロールになります。脂肪酸はそのまま、心筋や骨格筋など体細胞のエネルギー源となります。

また脂肪酸は肝細胞内で日常的に代謝されてアセチルCoAになり、アセチルCoAからケトン体が生じます

ケトン体は脳細胞をはじめ、肝細胞と赤血球以外の全ての細胞のエネルギー源となります。

糖質制限食実践中や絶食中は、肝臓でのケトン体産生が高まります。

肝臓の糖新生は、空腹時には誰でも日常的に行われています。糖質制限食なら、食事中にも糖新生が行われています。

糖新生の原材料は、アミノ酸、乳酸、グリセロールなどです。これらから新たにブドウ糖をつくることを糖新生といいます。

それから各組織の細胞では、筋肉や爪などになる新しいタンパク質が、アミノ酸からつくられ、一方で古いタンパク質が分解されて、アミノ酸として静脈血中に放出され、大静脈から心臓を経て肝動脈から肝臓に入ります。

筋肉の分解などで血中に供給されたアミノ酸は、肝臓でアミノ酸プールに入り、糖新生やタンパク合成などに利用されます。

『体内のアミノ酸は、消化吸収によるものと、体タンパク質の分解によるものがあります。
体タンパク質の分解で生じたアミノ酸のうち、約70%はそこでそのまま再利用され、残り30%は血液中に排泄されます。
再利用分以外にタンパク合成に必要なアミノ酸は、あらたに血液中から取込まれます。
組織では、常に日常的に、このような体タンパク質の代謝回転が行われています。
代謝回転の結果生じたアミノ酸は、消化吸収によるアミノ酸同様、肝臓で代謝されます。
生体内では肝臓及び血液を中心に、アミノ酸がプールされています。』
(医学映像教育センターのサイトのサンプルから引用
http://www.igakueizou.co.jp/rights/page/biochemistry/1-3/detail/1-3-4/1-3-4-2.html

いずれにせよ、体のタンパク質は、24時間分解と合成を繰り返して代謝回転しているわけです。

糖質制限したときだけ、筋肉が分解されるというのは、完全な誤解です。」

赤文字・下線は私が行いました。
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